
今回は、お金を「貯金」をするよりも「使った方がいい」理由について書いていきますね!
これは「貯金はゼロでいい!」というわけでは無いです。
稼いだら一定額は貯金した方がいいです。
誤解されないようにはじめに書いておきます(笑)
私たちは子供の頃より親や学校などから、「貯金はしておいた方がいい」と
言われてきた方が圧倒的に多いと思います。
もちろん私もそう言われて育ってきました。
確かに、ある程度の蓄えは大切だと思いますが、貯金することは本当に
正しいことなのでしょうか?
貯金という概念の始まり
戦後、日本は軍事費用としてお金を使い果たしてしまったため、
全くお金がありませんでした。
しかし、日本は何より復興しなくてはなりません。
そこで政府は国民に「稼いだお金は将来のために貯金した方がいい」
ということを言いました。
国民が銀行に預金すれば銀行も潤い、銀行が潤えば、国も銀行からお金を借りられます。
そうすることで国がお金を使うことができるのです。
そして日本は復興しました。
これが、貯金をした方がいいと言われた始まりです。
確かに戦後当時は、日本復興の為に必要だったかもしれません。
それが経済大国にまで成長した現代、まだまだその考え方が浸透しており、
抜け出せていないのが現状です。
では、なぜ過度に貯金はしない方がいいのか書いていきます。
20代に貯金はしない方がいい

20代の若いうちから貯金をしすぎると、銀行口座の残高を意識し過ぎるような
生活と思考になり、判断の基準が「お金」になってしまうので、
やりたいこと・欲しいものに手が出しにくくなります。
人生を80年だとして、20代という若くてエネルギーのある自由な時期にお金を貯金することだけに囚われて、我慢することが当たり前になってしまい、
お金だけをを見てしまいます。
そして物事の本質が見えなくなっていってしまう可能性があります。
若いときから貯金に縛りを与えずに過ごしていった方が良いです。
ケチな思考が定着してしまうと、この時期にしか体験できないことや、
成功以外に「失敗」することという大切な体験ができなくなります。
若いうちにたくさんの経験をした方が、行動力が養われたり、
「幸福感」が得られるという後に人生の貴重な財産にもなります。
人生を成功させる人は貯金しない人が多い

世の中で成功者や、お金持ちと言われる人は貯金をしないで使うことに力を入れています。
ただ、闇雲にお金を使うわけではありません。これには理由があります。
○若い頃から貴重な体験をするためにお金を使う。
○自分のスキルを上げるためにお金を使う。
○株式投資や不動産の方が貯金するよりも多くのお金を継続的に稼ぎだすことができるので、先行投資としてお金を使う。
このようにお金を使うことで、自分のスキルも上がり、将来的に大きなリターンを見込むことができます。
その方が人生レベルで考えるとコスパフォーマンスも良いです。
何かあったときのために貯金しておいたけど、結局使わずに亡くなる方もいます。
お金を効率よく使うことで人生を楽しく、より豊かに生きることができます。
貯金をしてもお金は増えない

お金を貯金して預金口座に預けていても、それ以上お金が増えるわけではありません。
むしろ減ってしまう可能性もあります。
例えば銀行が破綻してしまうと、1000万円までは保証してくれますが、それ以上のお金を貯金している人は保証してもらえず、まるまる損をしてしまう可能性があります。
銀行だからといって根拠もなく信用しすぎるのも良くないのです。
銀行も会社なので破綻する可能性はあります。
実際2010年に日本振興銀行が経営破綻してしまいました。
清算が完了したのも2017年とごく最近になってからです。
お金を増やす、または貯金以外にお金を運用する方法はいくつかあります。
まとまったお金がある程度貯まったら、投資をします。
下記に例を書きます。
○ブログやYouTubeなどを実践し資産構築する。
これはブログを書いたり動画を投稿することで、それが資産となりお金を生み出してくれます。
広告や商品を販売することでお金が発生します。
そのような実践方法を勉強するためにお金を使うのです。
そうすることで、生涯大きなお金を運んできてくれます。
○「不動産」や「車」などで、何年経っても価値が下がらず、むしろ時が経つに連れてどんどん価値が上がっていくモノもあります。それを探して、資産として置いておきます。
そして価値が上がった時に売ることで、買った時よりも多いお金を生み出すことができます。
そうするとたくさん使えるお金が生まれますし、また新しいことにチャレンジできる資金も生み出すことができます。
お金の価値は下がる

これはインフレなどによって物価の価値が上がるとお金の価値が相対的に下がります。
例えば、現在メロンを1個500円で買えるとします。
1年後、物価の価値が上がり、メロンが1個1000円になったとします。
現在は、500円あればメロン1個買えましたが、1年後には500円では買えなくなります。
これは1年後には通貨の価値が半分になったということを意味します。
預金にも同じことが起こります。
現在銀行に100万円預けていて、1年後に100万円を下ろすとします。
しかしお金の価値が相対的に下がっているので、100万円を下ろしても50万円の価値しかないのです。
額面的には100万円ですが、インフレにより物価の価値が上がる事で、通貨の価値としては半分しかなくなってしまうのです。
預けているだけ損してしまうので、自分で運用してお金を増やす方が賢明と言えるでしょう。
また、今はどこの銀行も普通預金の金利が0.001%という超低金利時代と言われています。
金利0.001%っていうと、1000万円預けても年に100円、10億円預けても
1万円という計算になります。
ほとんど無いに等しいですね!
「ただただ家に置いておくのは不安なので銀行に預けてます。」という理由で預けているのならまだしも、利子が欲しくて貯金をするのは全くの無意味です。
お金をもっと効率よく増やしたいなら、多少のリスクはありますが、投資をした方が賢明と言えるでしょう。
最後に
いかがでしたか?
預金は安全というのは妄想であり作られたものなのです。
貯金をたくさんするということは不安の裏返しと言われています。
本当の意味で将来の不安を解消するには貯金するだけでは全然足りません。
これはいくら貯まってもお金が減ることでまた不安になってしまします。
若い時から貴重な経験をし、お金を生み出してくれる仕組みを作って行くことで、
貯金する以上の安心感が生まれます。
自己投資をすることで、老後の不安を解消することもできるでしょう。
そしてお金に囚われすぎる人生を過ごすのではなく、より豊かで幸福感のある人生を送ることができます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。